ねず美の子宮頸がん高度異形成体験ブログ

高度異形成の診断から、円錐切除手術の体験を記録しました。

【2018年4月】夫に告げる

久しぶりの投稿ですが前回の続きから始めます。




総合病院へ行き、手術の日程も決め。

ここまできたら夫にも全て話さないといけない。

当時、入籍したてでアパートは借りたもののまだ一緒に住んでおらず、週末婚のような状態でした。


そして週末。二人でアパートに泊まり、夕飯を食べのんびりしていたところで話を切り出しました。






私「あのね、あんまりよくない話があって」

夫「えーなになにー??笑」

そこで私は、
・子宮頸がんの前段階である高度異形成であること
・子宮頸がんとは
・高度異形成とは
・HPVウイルスとは
・できれば手術をした方がいいこと
・子どもを産めなくなるわけではないこと

を話しました。
普段からおっとりのんびり、マスオさんのような性格の夫。
「うん、うん」と聞いてくれました。


ねず美はこういうとき、素直になれなくて
「なんか、ごめんねー!結婚早々に!ツイてないなーわたし!夫くんも、ハズレくじひいちゃったね!ほんとごめんよ!」
と、泣くのをこらえ笑いながら言いました。

夫は
「仕方ないよ、ねず美が悪いんじゃないよ。ひとつずつ治していけばいいよ。」
と、励ましてくれました。





子宮頸がんって、まだまだ偏見の多い病気ですよね。
ネットで調べると、性病の一種とか、性経験の早い人や多い人がなるとか、コンドームをしていれば防げるとか、たくさん出てきます。

初めの方のブログにも書きましたが、ねず美はこの年齢にすればごく普通であろう恋愛経験しかしていません。
別に遊び人でもありません。


夫がねず美の病気を検索して、そういう記事を目にしたらすごく、嫌だ。



それもあって
「病気のことは私が自分で話すから、ネットでは調べないで。ネットではあることないこと書かれてて、それを夫くんに見られたくない。」


とお願いしました。
「わかったよ」と夫。

本当に調べないでいてくれているようで、
うちはお互いパソコンもスマホも普通に貸し借りしてしまうような仲ですが、夫のパソコンやスマホを借りても、検索履歴に病気関係のワードは一切出てきません。





私を責めず、励ましてくれた夫に感謝とともに申し訳なさを感じた日となりました。